人生に疲れた心を癒す、かびそうまのアローマブログ

ぼくでも、人生に疲れた人を少しだけでも支えられたらいいと思って書いていきます...。

人生の本質に逆らって生きていては疲れて力尽きる。そのままの自分で生きるための方法とは。

 

心の疲れを防げない、競争社会の現代

 

 私たちが暮らしている、いまの世の中は競争社会です。これは誰かと力を比べ合い、その結果で優劣が決まって、優れた者たちに優先して財産が分けられていく、そのような社会であるということです。このこと自体は、このブログ内で多く言ってきました。1つのブログで何度も使ってしまうほど、重要な事実なのです。競争社会は、自分たちを偽って生きていかないと、勝ち抜くことができないようになっています。つまり、勝つためには、とても疲れることをする必要があります

競争で疲れた心を分かってもらえない社会

 

 心の疲れは、身体の疲れとは違って目に見えないので、癒すことが難しいと思います。それでも、やはり疲れであることに変わりないから、どこかだるさや不安感、悲しさや虚無感を感じることでしょう。だから、あなたの人生を充実させていくためにも、心の疲れを軽んじてはいけません。しかし、目に見えないからこそ、他の人たち、特に自分の損得にかかわるからと同じ職場の人々などは、甘えるんじゃないと突き放してくると思います。いざ自分たちがこの立場になったら同じような状況に陥るのに、自分以外の人が疲れ切っていることには関心を寄せない。彼らには彼らなりの道理があることでしょうが、その道理から苦しんでいる人に手を差し伸べられないなんて悲しいです。そんな扱いを受け続けたら、どうせこの辛さはわかってもらえないと自己防衛をするようになって、それが行き過ぎると恐ろしいことになりかねません。悲しいかな、いまの日本社会は、そのような悲しいことが罷り通るのです。理不尽な社会だとお考えでしょうか?その通り、いまの世の中は、競争で勝ち抜こうとする世の中は、昔から存在していながら、理不尽なのです。

競争社会は理不尽で、本質とはかけ離れている

 

 こんな理不尽な世の姿は、人が生きる世界の本質ではないだろう。ぼくはそう思います。皆が皆知性がなかった時代は、こんなに苦しんで自殺したでしょうか?そうは思いません。現代に近づくにつれ、我々の環境が変わり、人間がどんどん知性を身に着けていった負の遺産として、苦しみ自ら命を絶つ、というむごい惨劇が起こってきたと、ぼくは思うのです。であれば、その惨劇を止めるためにぼくたちがするべきことは何か。それは、おのおのがそのままの自分の姿を受け入れ、自然な姿で生きていくことであると思います。知性がないと、ぼくたちは自然のように生きていくことでしょう。自分を着飾ったり、ことさらな行いをしたりと、人為的なことはそうしないはずです。その着飾らず、自然に即して生きていく、ということこそ、人生の本質であるとぼくは考えています。しかし、その人生の本質に逆らってもなお、人は理不尽な世の中に身を投じ、傷つくことを止めようとしません。それは、周りの人間に見限られる恐怖からくるものかもしれません。また、人の脳は嫌なことでも、自分の身に沁みついたことを簡単にやめないという、便利ながらも厄介な性質を持ちます。それのせいとも思えます。だからといって、このまま本質の波に逆らっていては、あなたの心身が持ちません。一念発起して、いままでしてこなかったであろう人生の清算をするときです。

そのままの自分を探すために、恥や年甲斐は捨て去ろう

 

 あなたは、このまま疲れた心を引きずって生きていきたいですか?もっと充実した人生を歩む気持ちはおありですか?それならば、あなたの人生を振り返ってみてください。自分の歩んだ道、歩む道が正しいと思うなら、ぜひ突き進んでください。しかし、間違ってると思うなら、軌道修正をする必要があるでしょう。肝心なことは、あなたの心に無理をさせないことです。心が元気でいられる道を選べば、おのずと幸せへの道が見えてくるでしょう。その道の選びなおしの際に、”自分はもう年を取ったから遅い”と諦める人もいます。でも、諦めて辛い道を選び続けていたら、本当に死んでしまうまでそのままです。だめで元々、年甲斐もないと言われて上等、あなたはもうとても頑張ったので、自分に正直に生きていいのです。なんなら、しばらくの間何もしなくてもいい。ダラダラして、心の休息を図っても問題ないのです。つらいままで、それを受け入れて生きるのは、楽しく生きることを諦めないで生きていくことよりも虚しいものです。

これからは自分らしく選択していこう

 

 人は自然の物であり、それに即して生きていくことで充分な満足感を得られます。しかし、いまの社会は自然の流れに逆らうかのように、そしてあなたの充実した人生を妨げるかのように、あれこれ強制してきます。しかし、そんな中でも自然のありがたさを忘れずにスローライフを謳歌する人もいます。そんな人と忙しいあなたには、選び抜いたかどうか以外の相違点はありません。そして、その相違点は今からでも埋め合わせが間に合います。そのままの自分で生きるために、まず自分の選択権を守ることから、初めていきましょう。