人生に疲れた心を癒す、かびそうまのアローマブログ

ぼくでも、人生に疲れた人を少しだけでも支えられたらいいと思って書いていきます...。

自分の欠点は、受け入れれば個性に変わるよ

 

競争社会から生まれる”自己否定感”

 あなたには自分に欠点やコンプレックスを抱えていますか?現代の競争社会で生きる人々は、幼いころに人と比べ合うことを刷り込まれているから、無意識のうちに自分と周りの人たちを比べて優劣を決めています。その結果自分に対して欠点やコンプレックスがあるといった、”自己否定感”を養ってしまいます。この前の記事では、「人と比べることに意味はない。なぜなら、物事の基準は相対的に決まるものしかないから。」といった内容

 

kabisouma.hatenablog.jp

 

で書きました。しかし、人間は理屈を頭で理解していても、潜在意識の影響か、はたまた慣性の法則のように一度染みついた思考から離れられないからか、なかなか自分を変えることができません。なので、意味がなくとも人と比べてしまい、その結果生まれた欠点に劣等感を抱いてしまうのです。今日の記事では、そのような欠点を受け入れることで、むしろ個性として自分のストロングポイントになり得る、という内容で書こうと思います。

自分の欠点が個性になれる理由

 なぜ自分が劣っていると感じる、嫌な欠点やコンプレックスが見方によって個性になるのでしょうか?それは、個性とは人と比べて自分が違う部分を指すものだからです。人と違っている点が個性。このことに違和感を感じる方はあまりいらっしゃらないかと思います。ならば、ぼくは個性は人と違う点ならば、人と違えば勝っている点だけを個性ととらえる必要はなく、劣っていたとしても人と違えばそれは立派な個性である、と考えます。もしあなたが「調子に乗りやすく気分で動く気分屋である」ことが欠点であるとします。でもそれは欠点ではないのです。しかし利点であるとも思えないかと思います。それでなぜ悪いのでしょうか?個性とは人と違う自分の特徴でしかなく、良いも悪いもないのです。だから、たとえあなたが気分屋であることにコンプレックスを感じていても、それは1つの個性であり受け入れるべきです。初めは受け入れることが難しいかもしれません。しかし、ネガティブな感情におぼれそうになった時に、人と比べて勝っている必要はないという事実を思い出せば、時間をかけることで受け入れることができるでしょう。

欠点=個性をストロングポイントに変えるには

 では、どうすればその個性をストロングポイントに出来るのでしょうか?それは、その個性を隠さずに、個性に沿って行動することが重要です。例えば、気分屋であることを受け入れたなら、気分が上がっているときに重要な問題に取り組み高いパフォーマンスを発揮する。そしてその気分屋な性格を人に隠さず、むしろさらけ出していく。そのようにすれば、個性に逆らわずにうまく利用して生きていくことができているといえるでしょう。今のグローバル社会では、個性を受け入れさらけ出すことが重要視されています。Appleの各製品も、twitterFacebookもその創始者の個性を遺憾なく発揮したことで成長しました。ぼくはそんなグローバル社会で上を目指してガンガン働くことはむしろ幸せから遠のく行為であるとして控えるべきだと思います。だからこれらの創始者に無理に近づかなくていいと思うのです。しかし、グローバル社会で重要視されている個性の発揮は、上を目指すことに必須な点以前に自分にとって楽で生きやすくなるという利点があります。自分が何をやりたいか、どんなことができ、どんな癖を持っているかなどの個性は、日本だけの狭い社会では他の人にどうしても理解されないかもしれません。しかし、今はグローバル社会であり、日本社会の鎖国の壁は崩壊しつつあります。これならば、世界を相手にとり自分の個性を発揮して受け入れてもらうという、仲間の輪が広がるサイクルを回すことができます。仲間が増えると人生が豊かになることは言うまでもありません。しかもその仲間が自分に合った人たちなら、人生が楽になります。このように欠点を個性として受け入れば、グローバル社会でも楽に生きていけるのです。一朝一夕で受け入れるのは難しいことでしょう。しかし、時間をかければあなたならできます。世界にはゆるりと羽ばたいていきましょう。